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当センターは、入院患者の社会復帰の可能性を追求しながら、適切な治療と看護を行うことを目的とする脳損傷の重度後遺障害者専門の療護施設であり、このような専門的療護施設は世界にも他に例を見ないものです。
当センターでは入院患者のわずかな意識の回復の兆しをとらえ、効果的な治療および看護を行うため、病棟に病室の仕切りを最小限にしたワンフロアシステムを取り入れ、集中的な観察が可能となるよう工夫されております。
さらにベッドの間隔、訓練場、浴室などのスペースも十分に確保され、全てのベッドサイドには総合医療パネルを備えるとともに、特に重篤な患者のためには、感染症対策を含めた集中的な治療と看護を行う体制になっております。
患者の回復に向けての環境づくりとしては、日々や季節の移り変わりが感じられるように、そして休息・活動・睡眠のサイクルを確立できるよう、ブラインド付きの大きな窓側に全てのベッドを配置しています。
患者の生活の場を意識した空間の拡充から、常に外気浴を可能にし、日光浴や散歩のためのサニーテラス、緑地などが設けられております。
看護は3交代性により常時ベッドサイドにおいて看護・介助などを行う完全看護となっております。
一方で、同じ看護師が一人の患者を継続して受け持つプライマリー・ナーシング方式を採用しております。
看護目標は患者の全身状態を管理し、円滑かつ快適な日常生活が過ごせる環境の提供を第一としております。
その一環として好天の日には公園の散歩や近隣商店街への外出も行われており、春のお花見や七夕祭り、クリスマスや雛祭りなど四季を通じての行事は、患者と家族の交流の場として楽しんでいただいております。
その他、医師を中心とした看護staffは脳損傷の重度後遺障害者に対する先端的な看護知識や技術の習得を目指し、学会や研究会などへの参加に努めております。
短期入院制度が取り入られまた、在宅の重度後遺障害者の短期入院を行うほか、患者の症状に応じた適切な在宅看護技術の指導・アドバイスを実施しております。
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