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 東北療護センターとは

東北療護センターは、自動車事故により寝た切りの状態にある方々の支援を目的として、 独立行政法人 自動車事故対策機構 により設置され、 財団法人 広南会 広南病院 が運営を委託されている療護施設です。

ご希望の方に当センターのパンフレットをお配りしています。下記までご連絡ください。

東北療護センターの お問合せ先

◇ 住所 - 〒 982-0012 仙台市太白区長町南四丁目20番6号 (広南病院隣接地) ◇ 電話 - 022-247-1171(代) ◇ FAX - 022-247-3513

※ 広南病院のお問合せ先とは異なります。ご注意ください。

入院申込みと入院審査委員会

自動車事故により重度の後遺症(遷延性意識障害)を受けられた方とご家族からの入院申込みを受けた後、当院スタッフによる訪問調査を行ないます。 訪問調査の資料にもとづき入院審査委員会が開催され、入院の可否等が決定します。

入院のしおり 入院申込みのご案内 入院申込書 現状調査書 重度意識障害者診断書 入院保証書

短期入院の制度

短期入院の制度もあります。 自動車事故により重度の後遺症(遷延性意識障害)を受けられた方と介護されているご家族に対する支援を目的として、14日以内(年間30日まで)の入院・介護が受けられます。

短期入院のご案内(ポスター) 短期入院のしおり 短期入院の手続き 短期入院申込みのご案内 短期入院申込書 重度意識障害者診断書 短期入院保証書

 施設概要

◇ 面積 - 4,695u ◇ 設置 - 独立行政法人 自動車事故対策機構 ◇ 運営 - 財団法人 広南会 広南病院 ◇ 開設 - 平成元年7月 ◇ 病床数 - 50床 ◇ 建物 - 延床面積 5,171u 鉄筋コンクリート造 平屋建一部2階および地階

 病院全景
 設立の経緯

自動車事故による脳損傷または脊髄損傷によって、重度の後遺障害が残り、寝たきりの状態にある被害者を抱えた家族の精神的、肉体的及び経済的な苦しみは極めて大きなものがあります。 こうした負担の軽減を図ることにより、被害者救済の充実を期すため、独立行政法人自動車事故対策機構の前身である自動車事故対策センターでは、脳損傷者には昭和54年8月から、脊髄損傷者には56年10月から介護料の支給をしてまいりました。

しかし、こうした被害者を抱える家庭では、「病院側の都合で退院した」、「介護のため家庭内の事がほとんどできない」、「介護に疲れた」、「家庭の間がうまくいかない」などの事情が明らかになってきました。 こうした介護の困難さは、ひいては家庭崩壊につながる緊急問題として提起されました。 検討が行われた結果、こうした家庭問題を解決するとともに、十分な治療と看護を行う施設を設置・運営することとし、昭和56年第94回国会に自動車事故対策センター法の一部を改正する法律案が提出され、同年6月同法の一部改正が行われ、重度後遺障害者を収容するための療護施設の設置・運営がセンター業務に追加されました。

これにより、昭和59年2月に、千葉市磯辺に全国第一番目の療護施設「自動車事故対策センター附属千葉療護センター」を開設し、良好な成果を上げてきました。

こうした業績を踏まえ、また、東北地域における療護施設に対する強い要望に応えて、全国第二番目の療護施設を仙台市に設置することとなり、昭和62年度及び昭和63年度に用地の確保、建物の建設を行い、平成元年7月に「東北療護センター」として、業務を開始しました。

「東北療護センター」は、運営を既存の病院に委託する方式とし、脳神経外科を主体に7診療科を有し脳疾患の治療に永年の経験と優れた実績がある財団法人広南会・広南病院へ運営を委託しております。

なお、既存病棟の東側に、新病棟(20床)の増築を行い、平成14年4月から業務を開始しています。

関連組織

独立行政法人 自動車事故対策機構 (NASVA: National Agency for Automotive Safety & Victims' Aid) 千葉療護センター 岡山療護センター 中部療護センター

 特色

当センターは、入院患者の社会復帰の可能性を追求しながら、適切な治療と看護を行うことを目的とする脳損傷の重度後遺障害者専門の療護施設であり、このような専門的療護施設は世界にも他に例を見ないものです。

当センターでは入院患者のわずかな意識の回復の兆しをとらえ、効果的な治療および看護を行うため、病棟に病室の仕切りを最小限にしたワンフロアシステムを取り入れ、集中的な観察が可能となるよう工夫されております。 さらにベッドの間隔、訓練場、浴室などのスペースも十分に確保され、全てのベッドサイドには総合医療パネルを備えるとともに、特に重篤な患者のためには、感染症対策を含めた集中的な治療と看護を行う体制になっております。

患者の回復に向けての環境づくりとしては、日々や季節の移り変わりが感じられるように、そして休息・活動・睡眠のサイクルを確立できるよう、ブラインド付きの大きな窓側に全てのベッドを配置しています。 患者の生活の場を意識した空間の拡充から、常に外気浴を可能にし、日光浴や散歩のためのサニーテラス、緑地などが設けられております。

看護は3交代性により常時ベッドサイドにおいて看護・介助などを行う完全看護となっております。 一方で、同じ看護師が一人の患者を継続して受け持つプライマリー・ナーシング方式を採用しております。 看護目標は患者の全身状態を管理し、円滑かつ快適な日常生活が過ごせる環境の提供を第一としております。 その一環として好天の日には公園の散歩や近隣商店街への外出も行われており、春のお花見や七夕祭り、クリスマスや雛祭りなど四季を通じての行事は、患者と家族の交流の場として楽しんでいただいております。

その他、医師を中心とした看護staffは脳損傷の重度後遺障害者に対する先端的な看護知識や技術の習得を目指し、学会や研究会などへの参加に努めております。

短期入院制度が取り入られまた、在宅の重度後遺障害者の短期入院を行うほか、患者の症状に応じた適切な在宅看護技術の指導・アドバイスを実施しております。

 診療・看護

患者さんの日常生活のための一連の施設や介護・看護設備はもちろん、療護センターの方の専用リハビリテーション施設を備えています。 お花見、七夕、クリスマス会など四季折々のレクリエーションも行っています。

ご家族のサポートのため家族相談室も行っています。お気軽にご相談ください。

遷延性意識障害の診療について、詳しくは こちら をご覧ください。

音楽運動療法

「音楽運動療法」は、大阪芸術大学の野田燎先生が開発した治療法で、そのメカニズムは「トランポリンによる上下運動に“生”の音楽演奏を加えることによって意識障害者の脳幹を刺激し脳を活性化させる」というものです。 「音楽療法」という単にリラクゼーション効果を期待するものではなく、生演奏を通して患者の情動に働きかけ、その患者の身体機能に適した運動処方により、トランポリン上での上下運動をはじめ種々の身体リズムを表現するアプローチによって、障害や苦痛に悩む人々への機能回復や苦痛の軽減を試みた治療法です。

当センターでは現在週に一回のペースでこの治療法を実践し、患者の心身の機能回復に取り組んでいます。

 音楽運動療法

三次元運動解析装置

当センターでは入院している患者に対して積極的にケアや運動機能訓練を実施しており、様々な刺激(看護のケア、音楽運動療法、リハビリ、摂食等)により意識障害レベルとともに運動機能も着実に改善しています。 この過程を「なんとなくよくなっている」という視覚的評価ではなく、入院時と比較して患者の運動障害がどの程度改善されたのかという質的評価を行うために、当センターでは「三次元運動解析装置」を導入しています。 手足の動きをきちんとした患者の動きとして捉え、その動きが実用性のある動きへと改善していく過程を数値的に計測・解析しデータ化することで、患者の動作範囲や特性、運動機能レベルを科学的に評価することが可能となっています。

 三次元運動解析装置

主要医療機器

◇ X線コンピューター断層撮影装置(CT)

 X線コンピューター断層撮影装置(CT)

◇ 磁気共鳴コンピューター断層撮影装置(MRI)

 ◇ 磁気共鳴コンピューター断層撮影装置(MRI)

◇ 核医学画像診断装置(RI)

 核医学画像診断装置(RI)

◇ 脳磁計測装置(MEG)

 脳磁計測装置(MEG)
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