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ご挨拶

理事長 藤原 悟

広南病院 理事長 藤原 悟

医療・介護・看護等の関係各施設の皆様におかれましては、日頃より当院と深いご連携を賜り、心より御礼申し上げます。
また、当院を受診・ご入院いただいた患者さんおよびご家族の皆様にも、厚く感謝申し上げます。

これまで理事長・病院長を兼任してまいりましたが、このたび令和7年4月1日付で後任の病院長として中里信和(なかさとのぶかず)医師(脳神経外科専門医・てんかん専門医)をお迎えすることができ、今後は理事長職に専念いたすこととなりました。 当面は広南病院の診療のお手伝いもする予定でございます。

これまでいただきました皆様からのご指導・ご厚情に感謝いたしますとともに、中里新病院長に旧倍のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

病院長 中里 信和

広南病院 病院長 中里 信和

脳・神経疾患の専門病院として、トップレベルの医療体制を築きます

当院は、脳・神経疾患に特化した高度専門病院として、脳神経外科、脳神経内科、脳血管内科、血管内脳神経外科、神経麻酔科、リハビリテーション科(急性期・回復期)、予防医学科(脳ドック・脳チェック)及び東北療護センター(療養病棟)を備え、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供しています。

低侵襲治療、中でも血管内治療では、当院が日本でもっとも古い歴史を持ち、現在も国内トップクラスの治療数と治療成績を誇っています。そのほか、下垂体、予防医学、痙縮、物忘れ・高次機能認知症、しびれ、てんかんの専門外来を設置し診療を行っています。外科治療では、脳卒中に加えて、下垂体や髄膜腫などの良性脳腫瘍など、東北一円からの紹介があります。

医療スタッフのみならず先進医療機器も含めて、当院は脳・神経疾患の高度専門病院として東日本随一との評判も頂戴しています。このため患者さんの受け入れ先は、仙台市内(73.8%)だけでなく、仙台市外の宮城県内(22.9%)や県外(3.2%)となっています。

急性期治療、疾患予防、さらにリハビリテーションまでカバーします

当院は、急性期脳疾患の診療に対応するため、24時間365日の診療体制を整えています。入院患者さんの多くは、くも膜下出血・脳出血・脳梗塞といった重篤な疾患の患者さんが救急搬送されるケースが多く、ご自宅や職場からの直接搬送に加え、他院から専門的治療を依頼され転院する患者さんも少なくありません。

また、急性期治療と並行して、発症早期のリハビリテーションにも力を入れており、治療後の回復を最大限に促し、患者さんの社会復帰を支援しています。さらに予防医学においても、脳ドックや脳チェックなどを通じ、脳血管疾患や無症状の脳疾患の早期発見・予防に貢献し高い信頼を頂戴しております。

昭和23年の創設期より、東北大学病院との強固な連携体制にあります

当院設立は昭和23年です。当時、東北大学医学部附属病院長町分院(昭和55年に東北大学医学部へ統合のため移転)があり、その外来診療を補完する入院施設として、東北大学医学部が主導して設立されました。当院は現在、東北大学病院の臨床研修「協力病院」として、東北大学病院自由選択プログラムにおける2年目自由選択科目枠に入っています。とくに東北大学病院の脳神経外科、脳血管内治療科及び脳神経内科の研修プログラムにおいては、より高度な臨床経験を積める研修環境を提供しています。

当院は昭和60年に、現在地に新築移転されました。また平成元年に、国土交通省の外郭団体、独立行政法人自動車事故対策機構より委託を受けて東北療護センターが併設され、自動車事故で重い障害をうけた患者さんの診療と介護を実施しています。

多職種による連携と、職員一人ひとりの生き甲斐を重視しています

医療は医師のみで成り立つものではありません。看護部、薬剤部、放射線部、検査部、リハビリテーション部、臨床工学部、栄養管理部、患者サポートセンター、そして事務部など、さまざまな職種の人材が、お互いの専門的知識を活かして有機的に協働しております。

当院では、部門間の連携や個々人のキャリアパスも重視しています。

医師においては、これまでに全国の大学で教授、病院長、医学部長、学長、大学以外の医療機関でも病院長や診療部長などの要職で活躍する人材を多数輩出しています。

医師以外の職員についても、個々のキャリアパスを尊重しながら、働きがいのある職場づくりを推進しています。当院は、「職員全員が幸せであることが、患者さん中心の医療を実現するために最も大切である」と考え、より良い医療環境の整備に努めています。

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