当院では当院以外の医療機関で記録した脳波を判読するサービスを開始いたしました(Tele-EEG service)。デジタル脳波データをインターネット経由で当院に送っていただくか、CDに入れて郵送していただければ判読して数日以内に報告書を返信いたします。下記の条件でお引き受けいたしますので、導入を考えられている病院様は、下記の連絡先メールアドレスまでご一報ください。
脳神経内科 大沼 歩
ayumu@kohnan-sendai.or.jp
*判読医師は日本臨床神経生理学会の定める脳波専門医の資格を有している脳神経内科医師です。
| 年 | 経歴 |
|---|---|
| 1980 | 東京医科大学卒業 |
| 1980 | 東北大学神経内科教室入局 関連病院での臨床修錬を経ながら臨床脳波、筋電図、誘発電位分野に進む |
| 1985 | 日本神経学会認定医 |
| 1995-96 | バンクーバー総合病院 脳波/誘発電位部門に留学し、臨床脳波と誘発電位の判読トレーニングを受ける |
| 1996 | 帰国後より臨床業務とともに臨床脳波の判読を手がけ、各地で判読法の講習も行う |
| 2006 | 日本臨床神経生理学会専門医(脳波・筋電図)取得 |
| 2012 | インターネットを利用しての脳波遠隔診断サービス(Tele-EEG Service)を開始 |
| 論文名 | |
|---|---|
| 周期性に限局性徐波群発を認めた脳梗塞の1例 | 臨床脳波 1985. |
| Topographic mapping of EEG in chronic stage of ICH | Clin.Topographic EEG and Evoked Potential.1986. |
| 虚血性脳血管障害におけるてんかん性発作波と痙攣発作について | 臨床脳波 1986. |
| 正中神経刺激による体性感覚誘発電位のトポグラフィー -脳血管障害患者での検討- |
二次元脳電図 1986. |
| 聴覚弁別作業時の事象関連電位と反応時間との関連について -正常例での検討- |
臨床神経学 1988. |
| 脳血管性痴呆における事象関連電位と課題反応時間 -刺激処理系と運動処理系の立場から- |
医療 1989. |
| パーキンソン病のwearing-off現象に伴う事象関連電位と課題反応時間の変容 | 神経内科 1992. |
| 失語症に対する認知機能評価の試み -条件づけによるP300の出現様式から- |
臨床脳波 1993. |
| 聴覚弁別作業時の事象関連電位と反応時間との関連について -第2報;一試行ごとの分析- |
臨床神経学 1994. |
| 脳血管障害とP300 | 脳卒中診断学 1996. |
| てんかんの診断からみたbenign epileptiform electroencephalographic activity(BEEA)の評価 | 臨床脳波 1999. |
| Wicket spikes | 神経内科 1999. |
| Speech arrestとiterative vocalizationを主症状とした補足運動野発作の1例 | 臨床脳波 1999. |
| ベンゾジアゼピン系急性薬物中毒によるアルファ昏睡の4例 | 臨床脳波 2001. |
| 線条体内包梗塞における脳波所見 | 臨床脳波 2003. |
| 非ヘルペス性急性辺緑系脳炎9例の脳波所見 | 臨床脳波 2007. |
| 当科の脳波検査でみられた周期性脳波パターン | 臨床脳波 2008. |
| 側頭葉てんかんにみられるtemporal intermittent rhythmic delta activity(TIRDA) -モンタージュの違いによる形態の変化- |
神経内科 2008. |
| 脳波所見PSD(periodic synchronized discharge)に関する提言 | 臨床神経生理学 2009. |
| よく遭遇する成人脳波判読の誤り | 臨床脳波 2010. |
| 症例報告:身体疾患における抗てんかん薬管理 | Epilepsy 2012. |
| てんかん患者の脳波診断と遠隔診断 | Mebio 2012. |
| 高齢者の抗てんかん薬選択で注意する点は | 症例から学ぶ戦略的てんかん診断・治療 2014. |
| よく間違われる脳波異常 | Epilepsy 2015. |
| 中高年発症のてんかん患者における車運転中の発作 | 神経内科 2016. |