セカンドオピニオンのご案内
セカンドオピニオン外来の目的
セカンドオピニオン外来では、当院以外の医療機関で治療中の患者さんを対象に診療内容や治療方法に関して当院の専門医の意見や判断を提供します。その意見や判断を患者さんがご自身の治療方法を選ぶ際の参考にしていただくことを目的としています。
相談内容
- 現在の診断・治療に関する専門医としての意見の提供
- 今後の治療に関する専門医としての意見の提供
受診の対象となる方
患者さんご本人からの相談を原則といたしますが、やむを得ずご本人が来院できない場合はご家族だけでの相談も可能です。ただし、2親等以内の親族に限ります。
なお、患者さんが18歳未満の場合には、必ずしも同意書を必要とはしませんが、続柄を確認できる書類(健康保険証など)を当日持参して下さい。
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- ご本人、ご家族(2親等以内)以外からの相談
- ご家族でも本人の同意書が無い場合(ただし、ご本人が未成年者の場合を除く)
- はじめから当院での治療を希望している場合
- 主治医に対する不満、転院希望、医療訴訟目的や医療事故に関する相談
- 死亡した患者さんを対象とした相談
- 主治医が了承していない場合
- 相談に必要な資料(紹介状、検査データ、画像データなど)をご用意できない場合
- 医療費・医療給付に関する相談
- 相談領域に対応できる専門医が当院にいない場合
セカンドオピニオン外来では検査や治療は行いません。
ご相談の内容によってセカンドオピニオン外来よりも一般外来の受診をお勧めする方がよいと判断される場合には、別途一般外来受診をお勧めいたします。
担当医師と相談日時
- 担当医師
専門性を考慮して当院で決定いたします。
- 相談日時
完全予約制とし、お申込みを頂いてから日程調整をして電話でご連絡いたします。
相談時間・相談料金
- 相談時間:30分
- 相談料金:22,000円(税込)
更に30分以降15分延長するごとに5,500円(税込)
但し、相談時間は延長時間を含めて最長1時間とします。
全額保険外診療(自費)となり、健康保険は使えませんのでご注意下さい。
- 相談料金には、主治医への報告書作成料が含まれています。
- 相談料金は受診当日の受診終了後お支払いいただきます。お支払いは現金のみとなっております。
- セカンドオピニオン外来で相談を実施した当日に当院の一般外来の受診はできません。
主治医への報告
相談内容は、診療情報提供書として主治医に報告いたします。
相談に際して必要なもの
- セカンドオピニオン外来申込書兼同意書
患者さんご本人が来院できない場合は、同意書欄に患者さんご本人による署名と記入が必要です。
ただし、患者さんが18歳未満の場合は、必ずしも同意書欄の記入を必要としませんが続柄を確認できる書類(戸籍謄本 全部事項証明、住民票 世帯連記式、健康保険証など)が必要です。
- 主治医に書いていただいた診療情報提供書(紹介状)
- 検査資料(CD-R可)
血液検査の結果
超音波検査の結果と画像
レントゲン検査、MRI検査、CT検査の画像診断データ
病理検査の報告書など
- 相談する方の本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
- 患者さんご本人が来院できない場合は、ご家族と患者さんとの続柄を示す書類
(戸籍謄本 全部事項証明、住民票 世帯連記式、健康保険証など)
- その他適宜必要と思われる書類
相談の流れ
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当院患者サポートセンターにお問合せください。
TEL:022-308-7371(患者サポートセンター直通)
月曜~金曜日 8:30~16:30(土・日・祝日、年末年始を除く)
※担当者が相談の流れや、ご用意いただく書類等についてご説明いたします。
「セカンドオピニオン外来申込書兼同意書」は、FAX又は郵送でお送りすることもできます。
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主治医に相談し、了解を得たら「診療情報提供書」と「検査資料」の準備を依頼してください。「セカンドオピニオン外来申込書兼同意書」に記入し、主治医に渡してください。
※セカンドオピニオン外来申込書兼同意書の様式はこちら
(PDFファイル)(Excelファイル)
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「診療情報提供書」と「セカンドオピニオン外来申込書兼同意書」を、主治医から当院にFAXするよう、お願いしてください。
FAX:022-308-7372(患者サポートセンター直通)
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FAXが届いたら、当院から相談者の方にお電話し相談日を決定します。
決定した相談日は、当院から主治医にお伝えいたします。
※FAXしていただいた資料に基づき、当院各診療科の担当医と相談の可否、及び相談日時を打ち合わせいたします。相談者の方に候補日を電話連絡し、日時を相談して決定いたします。
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主治医に「セカンドオピニオン外来申込書兼同意書」「診療情報提供書」「検査資料」を前日までに当院に届くように郵送していただくよう連絡いたします。
※相談者の方が当日持参することもできますが、内容によっては事前に届くよう、郵送、持参をお願いする場合があります。
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相談当日、ご予約時間の30分前までに①番の新患受付で相談手続きをしてください。
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相談が終了しましたら報告書を受け取り、主治医にお渡しください。
時間の都合上、後日当院から直接主治医に郵送する場合もございます。
他院のセカンドオピニオンを希望される場合
当院に通院中の患者さんが、他院のセカンドオピニオンをご希望される場合には、紹介状を準備いたしますので担当医までお知らせください。
セカンドオピニオン外来の相談者となることができる家族の範囲
- 相談者となることができる家族の範囲は、2親等以内の方です。(薄緑色の範囲内)
なお、朱書きの「注.」に記載のように、2親等以内には薄緑色の範囲内の者の配偶者も含まれるため、例えば兄弟姉妹の配偶者も2親等以内の方となります。
- 相談者の続柄を確認する資料
- 戸籍謄本 全部事項証明(申請者本人、配偶者、父母が記載されているもの。結婚した子は別戸籍となり記載されていないため、複数の親族の戸籍謄本が必要となる場合があります)
- 住民票 世帯連記式(同居している人と続柄が記載されているもの。事実婚の場合は、夫(見届)妻(見届)とあるもの)
- 健康保険証(扶養者、被扶養者が記載されているもの。)
- 民生委員発行の事実婚証明書又は内縁関係証明書(事実婚を住民票で確認できない場合)