未破裂脳動脈瘤

疾患概要・症状

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤が破裂する前にみつかることがあり、未破裂脳動脈瘤と呼びます。未破裂脳動脈瘤は脳ドックなどの健診で見つかる場合や頭痛の精査によりクリニックで見つかる場合などがあります。
未破裂脳動脈瘤が破裂する可能性は1年間に約1%と言われています。大きな動脈瘤、形状が悪いもの、70歳以上、女性などが破裂のリスクを高める原因と言われており、これらの多くが当てはまる動脈瘤の破裂率は3年間で17%にのぼる場合もあります。破裂リスクが高い動脈瘤は未破裂の状態で治療をお勧めする場合もあります。

検査・治療

治療には開頭クリッピング術、血管内治療(コイル塞栓術、ステント併用コイル塞栓術、フローダイバーター留置術等)があり、最近では血管内治療機器の発展とともに血管内治療の症例も多くなっています。

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